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デアには日々クリーニングを待っているたくさんのウェディングドレスが届きます。
たった数時間であっても着用されたウェディングドレスには必ず汚れがあり、汚れが強い部分も大体決まっています。
今回はウェディングドレスクリーニング専門店だからわかる、ウェディングドレスの汚れやすい部位を5か所お教えします。
レンタルドレスのクリーニング代の追加料金についてもご紹介しますね。
ウェディングドレスの汚れやすいところはここ!
早速ですが、ウェディングドレスの汚れやすいところは次の5つになります。
裾、トレーン
ウェディングドレスの裾、トレーン、ロングベールなどの床に触れる部分は必ず汚れます。
・ホテル、チャペル、レストランなどの室内ウェディングは?
屋内の挙式、披露宴であってもドレスの裾、トレーン、ロングベールには黒ずみがついてしまいます。
・リゾートウェディングや海辺での前撮りは?
ビーチ、海辺での挙式や写真撮影ではドレスの裾に砂がつきます。
砂はトレーンのレースやウェディングドレスの縫い目にまで入り込みますので、丁寧に落としていく必要があります。
・ガーデンウェディングでは?
ガーデンウェディングではドレスの裾に土や泥汚れが付着します。
特に雨の日と、雨の翌日の挙式ではひどい泥汚れがついてしまうことも・・・。
この泥、土汚れと同じくらい付着しやすいのが植物・草の汁です。
ウェディングドレスの裾をひきずりながら屋外を歩くので、汚れるのは当然なのです。
内側は汗とファンデーションで汚れます
ウェディングドレスを着用するとき、できるだけ肌をキレイに見せるようにお顔だけでなくデコルテ、背中、腕周りにもファンデーションを塗ることがあります。
このファンデーションが汗と混ざって、ウェディングドレスの内側にべったりと付着するのです。
脇
脇はファンデーションと汗の両方で汚れます。
エアコンの効いた室内でも汗をかきますし、真夏のギラギラの太陽の下での写真撮影はロケーションも最高ですし楽しいものですが、たっぷりの汗をかいてしまいます。
ブライダルインナーとウェディングドレスの内側はこの汗を吸うので、どうしても汚れてしまいます。
お尻のフリル・リボン
お尻部分に大きなリボンがついているウェディングドレスの場合、ビーチでは飛び跳ねた砂がこのリボンにも飛んできます。
スカート部分のフリルの隙間にも入り込みますので、丁寧にチェックしてそれこそ一粒一粒落としていく必要があります。
胸元、ひざ部分には飲食物の汚れがつきやすい
通常の飲食の際と同じように、胸元とスカートのひざ部分には食べこぼし、飲みこぼしがついてしまいます。
自分で気を付けていてもテーブルラウンドの際やゲストが乾杯しに来てくれたときに、うっかりこぼされてしまうこともあります。
クリーニング屋さんが思う「落ちにくい汚れ」とは?
数えきれないほどのウェディングドレスをクリーニングしてきたデアが思う落ちにくい汚れは、実は「時間が経った汚れ」なんです。
デアはウェディングドレスに付着しやすい汚れを熟知していますので、汚れの種類にあわせて洗う高い技術があります。ビーチの砂もガーデンウェディングの泥汚れや草の汁、トレーンの黒ずみも、付着してから時間が経っていなければ本当にキレイに落とすことができるんです。
しかし、汚れが付着して時間が経ってしまうと、本来は落ちるはずだった汚れが強いシミになってしまい完全には落とせなくなってしまうのです。
注意!ドライクリーニングでは落ちない汚れがあります!
ウェディングドレスのクリーニングを行っているお店の中にはドライクリーニングで洗うところもあり、デアには「他のお店でクリーニングしてもらったのですが、全然汚れが落ちてなくて・・・」と困り果てて持ち込まれることがあります。
ドライクリーニングは油溶性の汚れには強いので、口紅、ファンデーション、食用油、マジックなどはスッキリと落とすことができます。
しかし、水溶性の汚れにはほとんど落とせないため、汗、尿、血液、飲みこぼしなどは落ちないのです。
デアには、実際ドライクリーニングで汚れが落ちなかったウェディングドレスが持ち込まれてきますので、汚れに合わせた洗い方をしてくれる信頼できるクリーニング店をご利用下さいね。
汚れがつかないように気を付けた方が良いの?
ウェディングドレスの汚れやすい部分についてご紹介してきましたが、デアでは挙式、披露宴、前撮り、フォトウェディングなどの本番当日には、汚れのことは何も気にせずに着用していただきたいと思っています。
着用後、なるべくデアに早くお預けいただけましたら、サッパリと汚れを落としてお返しいたしますので、当日は何も気にしないで心から楽しんで下さいね。
レンタルドレスを汚したらどうなるの?
多くの花嫁さんが気になるのが、レンタルドレスを汚してしまった際のトラブルについてだと思います。
基本的に、ウェディングドレスのレンタル料金にはウェディングドレスクリーニング代が含まれていますので、通常のドレスクリーニングで落ちる汚れであれば追加料金を請求されることはありません。ご安心下さいね。
クリーニング代を請求される可能性があるのは、
・濃いシミがたくさんついてしまった
・大きなシミがついてしまった
・キャンドルのロウが落ちてしまった。焦げてしまった
・ドレスを踏んでしまい破損してしまった
などのケースです。
まずあることではないですが、故意に傷つけてしまった場合も保険適用外となります。
ウェディングドレス保険もあります
レンタルしたウェディングドレスを汚したらどうしよう・・・と気になってしまうようであれば、ウェディングドレス保険もあります。
保険によって補償内容は変わりますが、ウェディングドレスの汚れや破損などのトラブルがあった際に保険が適用されて追加料金の発生がなくなります。
安心して結婚式当日を楽しんで下さい
ウェディングドレスはどうしても汚れてしまいますので、私たちは汚れのことは気にせず結婚式をお楽しみいただきたいなぁと思っております。
結婚式が終わって、落ち着いたらなるべく早くクリーニングに出して下さいね。早ければ早いほど、汚れをキレイに落とすことができます。