こんなウェディングドレスが欲しい!~2WAYドレス~


私だったらこんなウェディングドレス着てみたいなぁ。
女子だったら、誰もが一度は思い描くことがあるのではないでしょうか?

ウェディングドレスの形やデザイン

ウェディングドレスと一口に言っても、形もデザインも様々。
・Aライン
・プリンセスライン
・エンパイヤ
・マーメイード
・スレンダー・・・・・・etc
デザインも、お姫様のような可愛らしいドレスに、大人っぽい上品ドレス、可憐でクラシカルなドレス等々・・・
細かいディティールもそれぞれ異なります。

悩ましいウェディングドレス選び

弊社にクリーニングやリメイクで送られてくるドレスも、本当に様々です。
どのドレスも個性たっぷり。思い入れの強さがとてもよく伝わってきます。
しかし皆さん、マイドレスを購入する際は、一発でスパッと決められた方は少ないかと思います。
自身の着たいドレスと、予算やTPOに合ったドレスとの間で妥協点を探っていく・・・悩ましいところですね。

たくさんの素敵なウェディングドレスを前にして、迷って選べない~♡   なんて声も。

購入の決め手となるウェディングドレス

そこで、花嫁たちがドレス選びの際に決め手になるような、ウェディングドレスを探ってみたいと思います。
今回は1着のお値段で、複数のデザインを楽しむことができる、2WAYウェディングドレスです。
弊社でもボレロやトレーンが取り外し可能なウェディングドレスを多数お見受けします。
そんな1着で2度おいしい、お得感のあるドレスを見ていきましょう。

アイデアの詰まった様々なドレス

♥ボレロ付きウェディングドレス♥
弊社でもよくお見受けする、ボレロを取り外すことで、ビスチエドレスにすることが可能なウェディングドレスです。
ボレロ着用でエレガントにもなりますし、取り外せば、今どきのヘルシーなセクシーさを表現することもできます。
ビスチエの形も、ハートカットや、V字など、様々ですね。
ちなみに、現在の欧米での流行は、深いV字カットだそう。なかなか日本では真似できそうにないですが、参考になりますね。

♥オーバースカート付きウェディングドレス♥
オーバースカートの脱着で、プリンセスラインやAラインドレスが、ミニドレスに早変わり。
小物などでアレンジをきかせれば、二次会などでも活用できそうです。
TPOに合わせた着こなしが楽しめそうですね。
デニムジャケット等でカジュアルダウンすれば、普段使いにもできて、結婚式後も着回しがききそうです。


♥サッシュベルト&リボン付きウェディングドレス♥
サッシュベルトや、リボンなどの小物類が脱着可能なウェディングドレスです。
ピンクや、鮮やかなブルーなどのサッシュベルトにすると、可愛らしくなりそうです。また、リボンや、お花のコサージュなどもあるとないとでは印象が変わりますね。
ウェディングドレスは白地が基本なので、ちょっと色をプラスしたり、小物使いのアレンジ次第で、何通りも楽しめそうです。
ちなみに、某有名カジュアルブランドで出していた、ボーダー柄のリボントレーン付きウェディングドレスは、既に入手困難だとか!?
ウェディングドレスにボーダー柄を持ってくるなんて、なかなか思いつきませんね。
ウェディングドレス専門店だけでなく、通常のお店でも素敵なドレスがあるかもしれませんので、要チェックです!

気に入ったドレスは、マイドレスにする決断を

どのウェディングドレスも素敵な上に、披露宴や二次会、お色直しまでカバーしてくれそうです。
なかには、3WAY、4WAYといったウェディングドレスもあるようです。
こんな着回し力のあるドレスなら、1着手元にあっても、いいですね。
なかには、既に手に入らない!なんてお品もあるようなので、気になったドレスは早めの決断が必要かもしれません。
どうしても手に入れたいけれど、もう購入できないというドレスは、フリマアプリや、ネットオークションをのぞいてみるのもいいかもしれませんね。

使用後はすぐにクリーニングを

結婚式や、写真撮影などが終わったあとは、すぐにクリーニングをおすすめします。
汗や、皮脂汚れが臭いの原因になるのはもちろんのこと、ウエディングドレスのトレーンの裏側は、床や地面に引きずられることでひどく汚れます。
また、どうしても付着してしまうファンデーションの汚れも気になるところですが、このような汚れはドライクリーニングでは落とすことができません。

シミ汚れ除去の手法

弊社で承ったドレスは、基本的に一つ一つ手作業にて水洗いしております。

今回はシミ汚れについて、詳しく見ていきましょう。
検品の結果、漂白剤が必要と判断されたため、酵素系の漂白剤を付着させます。
今回は粉状ですが、液体状のものもあり、素材によって使い分けます。

作業台はタオルを敷いたまな板

このような木のまな板の上に、真っ白なタオルを敷き、その上で作業を行います。
この方法は、熟練の職人が編み出した最適な作業台です。
のちに、このタオルは重要な役割を果たします。

この作業台に、先程漂白剤をのせた箇所を中心にドレスを乗せ、ショットガンような機械から水を噴射させることで、シミ抜きを行います。
シミが広がらないように、少しずつ丁寧に作業いたします。
噴射の力加減も、職人の経験がものを言います。
シミの種類や、浸透具合、素材など、職人の判断によっては、このショットガンのような機械に、溶剤を入れる場合もあります。

ドレスのシミがタオルに乗り移る?

頃合いを見て、ドレスをゆっくり作業台から外してみると・・・タオルにシミがついています。


ドレスの方はというと・・・真っ白です。見事にシミが取れました。
シミがタオルに乗り移ったかのようです。
魔法のようですね。
この白いタオルは、工場内に所狭しと置いてあり、職人にとっても、なくてはならない存在となっています。

職人たちの喜び

どの品物にも言える事ですが、汚れが綺麗になって手元に戻ってくると、とてもうれしいですね。
職人たちも、この綺麗にすることへの達成感に喜びを感じながら日々作業に励んでおります。
ましてや、一生に一度のウェディングドレスです。お客様から送られてきたお荷物を、開封する段階から緊張感が走ります。


職人たちは、最終検品の段階で毎回思うのです。
「仕上がり具合にお客様は満足して下さるだろうか?」「この出来栄えで、笑顔を見せてくれるだろうか?」

”きっと喜んでもらえる!”そう確信できたときに、やっと梱包作業に入ります。
お客様の笑顔が直接見れないのは、宅配クリーニングの残念な面でもございますが、この箱を開けた時に笑顔が見られることを祈って、お客様に返却させていただいております。