Aラインウエディングドレス
ウェディングドレスで最もポピュラーで人気の高いドレス。
Aラインドレスは、1955年のパリ・コレであのクリスチャンディオールが発表したドレスラインです。裾の形が見た目にAに似ているということからそ、そう呼ばれるようになりました。
ウエストでの切り替えがなく、縦のラインが強調されるので、腰のラインがすっきりして、スタイルが引き締まってゴージャスなシルエットを作り出してくれるウェディングドレスです。
上半身から裾にかけて、自然なラインを描きながら広がり、スカートのボリュームも控えめで万人に似合うタイプのウエディングドレスといえるでしょう。
スタンダードなウェディングドレスですが、デザインや素材によって様々な表情を見せてくれるドレスです。
上半身は細身のものが現在の主流。ウエストラインがすっきりと見えます。背の高い人でも背の低い人でも着こなせるタイプです。
ハイウェストで縦のラインが強調される為、足が長く見えて実際よりも身長を高く、スタイルもよく見せてくれる優れもののウエディングドレスです。ハイヒールのドレス靴と組み合わせれば、より効果的です。
自然で落ち着いたシルエットのAラインは、大人の花嫁を演出してくれるウエディングドレスです。
Aラインのウェディングドレスとクリーニング方法
ウエディングドレスのクリーニングは繊細なお品物ですので、素材を見極めて適切な処理を致します。
ウエディングドレスは、大体汚れるところは決まっており、襟周り、脇の下、胸回り、裾、裾裏を重点的にチェックします。
Aラインはトレーン部分が長いものが多く、中には後ろに大きく広がっている物も有り、クリーニング前のチェックだけでも、長い時間がかかる物があります。
襟周り、脇の下、胸回りの汗汚れ、
ファンデーションの汚れなども丁寧に落としていきます。
裾の汚れはしつこい物が多く、時間のかかる物があります。
ウェディングドレス専用の特殊な洗剤とブラシで、裾の汚れを1つずつ除去していきます。
スカート部分についたワイン、ウーロン茶、草汁などのシミは、薄くなっても色が残りますので、漂白作業となります。
漂白でも色素が抜けきらないものがたまにあります。こうした場合色補正を行うこともあります。
こうして純白のドレスを白いままでお客様にお返しするのです。